ヴィブラフォンの魅力について

ヴィブラフォンは、一般的にはジャズセッションで使用されている、特殊な楽器です。

人気者のマリンバと比較すると、あまり知られていない楽器ではありますが、実際には、マリンバに劣らない程奥の深い、弾き方次第で、非常に繊細で色彩感豊かな音色が表現できる、又ペダルが使える分、ジャンルを超えた幅広い曲が弾ける、大きな可能性を秘めた楽器ではないかと私は思っております。

 

深みがかったオルゴールやハープ、オルガンのような、マリンバには出せない、ヴィブラフォン独特の美しく清楚な音色は、疲れた身体や心に「安らぎ」「癒し」を与えてくれます。

 

近年、ヴィブラフォンの演奏技法を研究しておりますが、ピアノとのデュオはもちろんのこと、編曲次第(4本マレット奏法)では、幅広いジャンルのピアノ、オルガン曲のソロ(無伴奏)演奏の他、弦楽曲や声楽曲等の伴奏までが可能だということが解ってきました。これには、マリンバが、コロコロした美しいトレモロ奏法により、音を伸ばすことに対し、ヴィブラフォンが、ペダルによって余韻を残すことが可能なため、かなりピアノに近い楽器だということが挙げられます。(ヴィブラート機能について)マリンバピアノの要素をうまく融合させた鍵盤打楽器が、ヴィブラフォンではないかと思います。 

 

(4本マレットでピアノやハープを弾くようなイメージで、「一人で演奏しても楽しめるようなヴィブラフォン奏法」及び、「ソロ・ヴィブラフォンに合ったヒーリング系のソロ曲(クラシック、民族音楽、教会音楽、ポピュラー等)」をお伝えしていくことができたらと思っております。)

 

又、ヴィブラフォンは、響きが美しいため、楽器をお持ちでない初心者の大人の方でも、ピアノセッションすることにより、クラシック~ポピュラー~お洒落なボサノヴァやジャズ~ヒーリングミュージック迄、非常に幅広いジャンル曲2本マレットで楽しむことができる楽器です。

 

マリンバよりも音域がかなり狭いため、(マリンバ平均4~5オクターブヴィブラフォン3オクターブ)マリンバのように低音域を使った曲は弾くことはできませんが、大きさがコンパクトなため、マリンバに比較して、分解、運搬がしやすいということも利点です。

 

※マンションなどにお住まいの場合も、マレットの種類を変えたり、共鳴管の回転ファンを閉じたり、フェルトを挟んだりすることにより、音量をかなり抑えることが可能です。

 

現在、研究段階ではありますが、更にヴィブラフォンを追求し、当教室独自のヴィブラフォンの魅力をお伝えして行くことができれば嬉しく思います。

 

K.Yasuda